三重・熊野市 大蛇峰 (687.2m) 2012年1月3日

所要時間 12:30 駐車場−−12:33 登山口−−13:17 470m鞍部−−13:48 大蛇峰 13:51−−14:17 標高260mで往路の登山道と合流 14:19−−14:29 登山口−−14:32 駐車場

概要
 南側を通る国道42号線が標高140m付近で沢を渡って大きくカーブする個所が登山口で、沢沿いに薄い道が続いて山頂南東側の470m鞍部で尾根に出る。鞍部からは地形は明瞭で尾根上を進んで山頂へ。西側に開ける。帰りは南尾根を下ったが踏跡ありで目印多数。ただし南尾根末端に標識が無く登りで使うのは難しい

 紀伊半島シリーズ最後の山として大蛇峰に向かう。本当はパスして高速に乗るかと考えたが、東名阪の登りが大渋滞中であり、時間を潰すなら1山稼いだ方がとの判断。しかしこれで今日の累積標高差は約1300mになる。今日もよく歩くなぁ。

駐車場 登山口
登山口の標識 文字が消えた地図

 登山口はネット検索で分かっており、龍門山から熊野に入るときに確認済みなので問題なく駐車スペースに入り、国道を100mほど熊野側に歩いて路側の手すり付きの道を上がっていく。この入口には手製の登山口標識がある。正式登山道なのか微妙・・・。

植林に突入 間伐されず昼なお暗い植林帯

 すぐに間伐されていない密生した暗い植林帯に入り、それを抜けると背の高い植林帯に。道は沢に沿って上がっているが、杉の落ち葉が多くてあまり濃いとはいえない状況だ。でも時々大蛇峰の案内標識は出てくる。基本的に沢の右岸側をあがっていくようだ。ネットの情報では直接山頂に至るコースと烏帽子岩へと繋がる尾根の鞍部に出るコースが有るらしいが、直登コースの入口が分かるだろうか。

右岸沿いに登る。杉の落ち葉でやや道が薄い ナメの支流を横断
他にも枝沢をいくつか横切る 大蛇峰直登尾根入口。案内標識は右の沢沿いを示している
相変わらず植林が続く 470m鞍部。烏帽子岩との分岐
鞍部より尾根を北上 高度が上がると自然林に変わる

 ナメの支流を横断して枯れた沢をわたると進路は右に変わるが、相変わらず本流右岸をやや離れて植林帯を上っていく。徐々に沢が浅くなり、前方に鞍部が見えてくる。鞍部には案内標識があって山頂は左方向だ。ここからはずっと尾根上を行く。植林も混じるが主に照葉樹の自然林で、尾根の計上は明瞭でルートは今までよりずっとはっきりする。目印も多い。

標高600mを越えると傾斜が緩む 熊野灘
山頂が近付くと植林に 大蛇峰山頂
大蛇峰から見た南側の展望

 緩いピークで山頂に出たかと思いきや、樹林の隙間から前方にピークが見える。僅かに下って最後に一登りすると大蛇峰。今年は辰年だが蛇も細長いから同じようなものか? 手製の標識がいくつもかかっていた。

大蛇峰南尾根に乗る。入口分かりにくい 尾根上には明瞭な道がある

 帰りは直登コースを下ってみることに。山頂直下の下りが終わって水平になると、稜線右手の樹林中に目印がぶら下がっており、前方を見ると尾根かどうかはっきりしないが踏跡と目印が続いているのが見えるし、磁石で方向を確認すると南なので間違いなさそうだ。尾根からの分岐点は不明瞭で、目印に気づかない人の方が多いだろう。

一枚岩の横を通過 目印が多数ある
400m鞍部 大蛇峰直登尾根入口

 一度ルートに乗ってしまえば目印は豊富だし、踏跡もそこそこ明瞭で外す心配は低い。途中、小ピークが登場し、ここは右から巻いたが踏跡は乗り越えていたようだ。なおも下っていくと、往路でナメ沢横断して枯れ沢横断して道が右に曲がった箇所に出た。ここには案内標識はなく、大蛇峰は右方向になっていた。よく見れば直進する尾根上に目印は付いているが、この標識があるのだから普通は何も疑わずに右に尾根を巻くだろう。

登山口到着 駐車場到着

 沢沿いを下って国道へ。結局、この山でも登山者皆無で、この年末年始に登った全ての山で登山者と会うことは無かった。昨年と同じだなぁ。

 

2000m未満山行記録リストに戻る

 

ホームページトップに戻る